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セラピストのご紹介ー日髙・梅澤・奥野・橋本
※ 現在、すべてのセラピストが継続ご利用者さま多数のため新規受付を停止しております。大変申し訳ありませんが、現時点では新規受付再開の目途がたっておりません。
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カウンセリングルーム・フィーレストのセラピストは、全員が公認心理師または臨床心理士資格を有しており、ソマティック・エクスペリエンシング®療法のトレーニングを受けたプラクティショナーでもあります。
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日髙潤子(ひだかじゅんこ)プロフィール
◆カウンセリングルーム・フィーレスト代表。
◆経験20年超の臨床心理士。精神科病院、スクールカウンセラー、大学/大学院准教授を経て、2012年にカウンセリングルーム・フィーレストを開設。
◆自身がうつから回復した経験をもち、それを生かしたセッションを提供。
◆現在は、SE™療法プラクティショナー養成トレーニング主催の一人。また、受講生へのセッションおよびコンサルテーション・プロバイダーでもある。
日髙からのメッセージ
以前の私は、セラピストとしてセッションを提供しながら、同時に、私自身も長い間、原因のわからない慢性的な疲れやすさや体調不良、生きづらさなどを感じてきました。
うつ状態で通院・服薬を経験したこともありますし、セッションの提供を中断していた期間もあります。
ですから、長く続く症状や問題がどれほどつらいものか、どれほど私たちを疲弊させ、自信や希望をなくさせてしまうものか、よく知っているつもりです。
少しでも楽になりたくて、また、自分が提供しているセッションをよりよいものにしたくて、カウンセリングはもちろん、カイロプラクティック、野口整体、様々なヒーリング、ホメオパシーやフラワーエッセンスなど、代替医療も含めた多くのセラピーを受けたり学んだりしてきました。
それぞれに良さと効果がありましたが、疲れやすさや慢性的な身体の緊張はあまり変わりませんでした。
「これはもう一生つきあっていくしかないのだろう」…そう、あきらめていた頃、ソマティック・エクスペリエンシング®療法というアメリカ生まれの新しい心理療法に出会いました。
そして、それほど多くはない回数のセッションによって、あきらめていた症状が変化しました。
さらに、症状だけでなく、人とのかかわり方、一人でいるときの落ちつき具合、外の世界をどう見るかなど、生きる上での基本姿勢のようなものも変わりました。
その変化の大きさ、副作用の少なさ、回復プロセスの自然さと優しさ。
身をもってそれを体験した私は、必要としている人にソマティック・エクスペリエンシング®療法を知らせたい、求めてくださる人にじっくり丁寧にセッションを提供したいと思うようになりました。
大学/大学院の准教授として心理学を教えるというやりがいある仕事を辞め、独立してカウンセリングルームを開いたのは、そのためです。
資格
臨床心理士(認定No.4127)
ソマティック・エクスペリエンシング®療法(SE™療法)プラクティショナー
・SE™療法トレーニング・アシスタント(初級・中級・上級)
・SE™療法セッション・プロバイダー(初級・中級・上級)
・SE™療法コンサルテーション・プロバイダー(初級・中級・上級)
・SE™療法スモールグループ・コンサルテーション・プロバイダー(初級・中級)
学位
鹿児島大学法文学部 人文学科 心理学専攻(名称は当時のもの) 心理学学士
日本女子大学大学院 人間社会研究科 心理学専攻 博士課程前期修了 修士(心理学)
所属学会
- 日本心理臨床学会
- 日本家族心理学会
- 日本コミュニティ心理学会
- 日本トラウマティック・ストレス学会
経歴
1988.4~1995.3 | 医療法人有隣会伊敷病院にて常勤の心理士として臨床経験をスタート。デイケアや青年期の方へのセッションを行う。 |
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1995.4~1998.3 | 山梨県立看護短期大学(現 看護大学短期大学部)人間と健康の科学講座にて心理学系助手。 |
1998.4~2001.3 | 文部省(当時)活用調査研究委託事業のスクールカウンセラーとして、山梨県内の小中高校のべ4校で活動。 |
2000.4~2001.3 | 日本女子大学西生田カウンセリングセンターにて大学生を支援する非常勤カウンセラー。 |
2001.4~2012.3 | 目白大学人間学部心理カウンセリング学科に専任講師として着任し、心理学教育に携わる。退職時は准教授。 |
2002.4~2012.3 | 目白大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻(臨床心理士養成第一種指定大学院)に専任講師として着任し、臨床心理士養成に携わる。退職時は准教授。 |
私が思う回復とは
私にとって、表面に現れた症状や問題は「雲」に、私たちの本来の姿は、雲の向こうにいつでも輝いている「太陽」に、たとえることができます。
雲は、光をさえぎることはできても、太陽そのものをそこなうことはできません。
私たちも同じです。
表面上、さまざまな症状や問題を抱えておられるとしても、真のその人は何もそこなわれていません。
セラピストがそのことを信じ、症状や問題と格闘することによってではなく、それを超えてその人の真の姿を見ることによって、結果的に症状や問題に変容が起こる、それが回復ではないかと思います。
同時に、そのプロセスは、「よくなりたい」「変わりたい」と願い、そのために自分に向き合う用意のできたクライエントさんとの共同作業によって初めてなされるものでもあると思います。
実際のセッションでは、主にソマティック・エクスペリエンシング®というトラウマ・セラピー(心理療法)を用います。起こってくることを判断したり、分析したりせず、ただあるがままに(マインドフルに)身体の感覚に気づいていただきます。そうすることによって、「今」「ここ」に身体とともにいる瞬間が生まれてきます。
私たちは、「今」「ここ」にいるときにこそ、内なる治癒力に触れ、それを発揮することができるようです。
そして、「今」「ここ」に深く在ることを通して、「未来」や「過去」への怖れ、とらわれから自由になることができるようです。
私たちが怖れやとらわれから自由になればなるほど、雲の向こうの太陽…つまり、真の私たち自身をともに見出していくことができると信じています。
セラピーの手法
- ソマティック・エクスペリエンシング®療法
- スーパーヴィジョン(臨床心理士/セラピストへの教育セッション)
これらすべてに共通している私のあり方とは、
- 真の自己はそこなわれていないという信念
- 人の持つ治癒力への信頼
- 人知を超えた大いなる存在にゆだねる態度
と、まとめることができます。
セッション、スーパーヴィジョンなどを受けてみたいと思われましたら、どうぞお越しください。
あなたがより楽に自由になっていくプロセスをお手伝いできれば、この上ない喜びです。
梅澤さやか(うめざわさやか)プロフィール
◆スクールカウンセラーをはじめ、大学生、子ども、子育て中の親など幅広い対象との臨床経験を有する。
◆中でも、企業における臨床経験が豊富。従業員へのカウンセリングはもちろん、企業内研修の講師、部下への対応に悩む管理職へのコンサルティングなども経験してきた。
◆SE™療法プラクティショナー養成トレーニング・アシスタント。
◆SE™療法 初級セッション・プロバイダー
梅澤からのメッセージ
働く中で、人間関係において、自分自身が不安や緊張を感じることが多かったので、学んだセルフケアの方法を自分のためにも使ってきました。
身体も疲れやすかったので、仕事と休息のバランスについても、模索してきました。
大きな手応えがない中、SE™療法に出会い、少しずつではありますが、「どこか人とうまくつながれずにいる自分」や「こんなにささいなことで、こんなにも疲れる・動揺する・傷つく自分」が確かに変化し、楽にいられる時間が増えてきました。
これを皆さまにもご提供したい!とセラピストとして意気込む日々でしたが、私生活では、身近な人と自分の病、別離などを経験し、自分の無力感や罪悪感、心身の痛みに苛まれることになりました。
その間、周りのたくさんのサポートに助けられました。
助けてくれた人たちに感謝すると同時に、自らサポートを求め続けたり、差し出されたサポートに気づいて受け取ったりできたことは、SE™療法で「人とつながれる自分」や「自分をいたわれる自分」を育ててきた恩恵と感じています。
また、「過去や他人を変えられなくても、今の自分が、苦しみから自由になっていくことができる」可能性への信頼も、SE™療法の理論と実践を通して、培われてきた気がします。
人生は、自分を癒していく道ともいえるかもしれません。 私も、まだその道半ばです。 SE™療法という豊かな手法を通じて、皆さまとも、ご一緒に歩みたいと思っています。
資格
公認心理師
臨床心理士(認定No.14791)
ソマティック・エクスペリエンシング®療法(SE™療法)プラクティショナー
・SE™療法トレーニング・アシスタント(初級・中級)
・SE™療法 セッション・プロバイダー(初級)
学位
筑波大学 第二学群 人間学類 心理学主専攻 卒業
目白大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 修了
修士(心理学)
所属学会
- 日本心理臨床学会
- 日本カウンセリング学会
経歴
2003.4~2014.3 | 東京都内の公立学校で、スクールカウンセラー等として、小学校3校に5年、中学校2校に8年勤務。小・中学生やそのご家族、先生方を支援。 |
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2008.4~2011.3、 2011.4~2015.9 |
EAP※サービスを行う会社2社にて、勤務。 ・仕事・職場の悩み(職場の人間関係、転職等)や、プライベートの悩み(夫婦関係、子育て等)について、カウンセリングを行う。 ・うつ病等で休職中の方とのカウンセリングや復職の支援に携わる。 ・ストレスケアの方法や職場のコミュニケーション等について、従業員研修の講師を務める。 ・うつ病等を抱えながら働く部下への対応について悩む管理職へのコンサルティングを行う。 ※EAP(Employee Assistance Program:従業員支援プログラム)とは、会社等と契約し、従業員の方が、社外でカウンセリングを受けられる窓口や、社内研修等を提供するサービス。 |
2013.4~現在 |
私立大学にて、大学生を支援する非常勤カウンセラー。 |
セラピーの手法
奥野幸子(おくのさちこ)プロフィール
◆10年以上の中学校教員を経て、臨床心理士資格取得。
◆うつ、人間関係などに悩む教員へのサポート経験が豊富。また、子どもの問題行動やコミュニケーション、発達などで悩む保護者へのサポートが得意。
◆現在、東京都西多摩地区 福生(ふっさ)市でも、カウンセリングルーム Sunnyside(サニーサイド)代表として、教員、子ども、保護者へのサポートを提供。
◆SE™療法プラクティショナー養成トレーニング・アシスタント。
◆SE™療法 初級セッション・プロバイダー
奥野からのメッセージ
今こうして臨床心理士として働く大きな糧となっているのが、教員としての10年余りの経験です。
教員時代は本当に子どもと過ごす時がとても楽しく、人として多くのことを学ばせてくれた子どもたちに今もとても感謝しています。
そして、臨床心理士として少しでも子どもたちとその家族のためにできることがあれば・・・と思うようになったのです。
この思いはこれからも変わることはないでしょう。
一方で、私がソマティック・エクスペリエンシング®療法と出会えたのは、心の奥底でそれを望んでいたからかもしれません。私が若いときに事故に遭い、半年ほど経ってから経験した激しい背中の痛みや、どん底に突き落とされたような感覚・・・。
ずっと理由のわからなかったことが、ソマティック・エクスペリエンシング®療法を学び、とても納得できたのです。そして、実際にセラピーを受け、多くのことが少しずつ変わり始めました。そして、今も変化が続いていると感じています。
これからも多くのことを学び続けるなかで、このソマティック・エクスペリエンシング®療法を軸に、トラウマに苦しむ子どもとその家族のためにできることがあれば共に探していきたいと思っています。
カウンセリングルーム Sunnyside(サニーサイド)では、SE™療法に限らず、子どものトラウマに特化したセラピーや母子と同時に関わりながら、その関係性をよりよいものに導く手法をあわせてご提供しています。
資格
公認心理師
臨床心理士(認定No.20203)
ソマティック・エクスペリエンシング®療法(SE™療法)プラクティショナー
・SE™療法トレーニング・アシスタント(初級・中級)
・SE™療法セッション・プロバイダー(初級)
学位
目白大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 修了
修士(心理学)
所属学会
- 日本心理臨床学会
経歴
慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業
卒業後、12年間公立中学校にて勤務。部活動顧問や担任を経験する
目白大学院進学、卒業後、臨床心理士資格を取得(平成23年4月)
現在に至るまで、小学校・中学校・高校にスクールカウンセラーとして勤務。また、保健センターでの乳幼児健診における心理発達相談員としても勤務。
セラピーの手法
橋本 望(はしもとのぞみ)プロフィール
◆ 8年間の企業勤務を経て、臨床心理士/公認心理師に。
◆ 東京大学大学院博士課程で、グリーフ(悲嘆)とナラティヴ(語りによる癒し)を研究。
◆ 東日本大震災後にヨガを始め、身体にアプローチする大切さを知り、ソマティック・エクスペリエンシング®療法をセラピーの軸とする。
◆ 発達性トラウマへのサポート経験が豊富。
橋本からのメッセージ
いつもなんとなく不安で落ち着かない、相手の気持ちが分かりすぎてしんどくなる、休日は一人で寝込むように過ごしてしまう、 “自分”という感覚がはっきりしない…。
これまで、そんな方たちにセッションを多く提供してきました。
私も、そうした生きづらさを持つ一人でした。
いろいろなアプローチを試しても変化のなかった不安感や意欲のなさが、SE™療法に出会って薄らぎ、自分自身や他者との関わり方が変わりうるのだと身をもって知りました。
そして、辛い状況にある方々に癒しを届けたいという願いから、SE™セッションの提供を仕事にしています。
事故など特定の出来事に起因する“単回性トラウマ”に加えて、“発達性トラウマ”という考え方があります。
実は、一般に思われているよりも幅広い出来事が、発達性トラウマになりえます。
生理的なシステムが著しく発達する幼少期の体験は、神経系にも大きく影響するからです。
ことばを獲得する以前の赤ちゃんの頃の出来事、あるいは母親のお腹にいた胎児期のこと、場合によっては前世代から引き継がれる情報までが、今の私たちに影響を与えていると、最新の知見は示唆しています。
こうしたメカニズムは、本質的には生命が備えた“生き延びるための叡智”です。
ただ、状況はすでに変化しているのに身体は“完了”できていなかったり、より洗練された対応の仕方を未学習なままに留まってしまい、結果として“辛い症状”や“困った振る舞い方”になってしまうのでしょう。
セッションでは、神経系に残っている凍りつきのエネルギーをマイルドに解き放つこと、そして新たな神経系のパターンを獲得することを、一緒に目指しましょう。
滞っていたエネルギーがスムーズに流れ、本来のパワーにつながっていける歓びが、一人でも多くの方に届きますように。
そのための土台は、すべての人の身体に備わっているのだと思います。
資格
公認心理師(No.27096)
臨床心理士(No.20840)
ソマティック・エクスペリエンシング®療法(SE™療法)プラクティショナー
陰ヨガ ティーチャートレーニング修了
学位
京都大学 教育学部教育心理学科 実験心理学専攻卒業・教育学学士
東京大学大学院 教育学研究科臨床心理学コース 修士課程修了・教育学修士
東京大学大学院 教育学研究科臨床心理学コース 博士課程満期退学
*名称は当時のもの
所属学会
日本心理臨床学会
経歴
愛媛県出身。学部卒業後、8年間の民間企業勤務を経て、大学院に進学。
博士課程の専門分野はグリーフ(死別悲嘆)ケアとナラティヴ・アプローチ。自殺防止や自死遺族支援活動にも携わる。
2008年臨床心理士を取得し、大学で非常勤講師を務める一方、小児科・思春期相談から老年期まで、幅広い層を対象に臨床経験を積む。
最近は、精神科クリニックや学生相談室で青年期・成人期の方々とお会いし、不安や抑うつ、不眠、PTSDなどの精神症状に加え、性格上の悩み、身体的不調、親子や友人など人間関係などの主訴に、SE™療法を用いている。
主な臨床現場
2006~2011年
大学院付属心理教育相談室にて小学生から老年期までのケースを担当。同時期、東京都精神保健福祉センターひきこもり当事者グループのグループワーカーを務める。2009~2018年
総合病院小児科にて、幼児から中学生・高校生までのお子さんと保護者の方に心理的問題や発達に関して支援を行う。
2011~2014年/2018~現在
複数の精神科クリニックにてセラピーを提供。日本に長く住む外国人クライアントも多い。
セラピーの手法
ソマティック・エクスペリエンシング®療法(SE™療法)