新宿から一駅、笹塚駅徒歩5分のカウンセリングルームフィーレスト ホーム > セッションつれづれ

ブログ「セッションつれづれ」一覧

 

こんばんは。

日高潤子です。

 

16196811_1319197531488842_863038106_o

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで、私がお会いする方は

過酷な環境で過ごしたり

つらい出来事を体験したり

された方が多いです。

 

 

お見えになる方の多くが

何度も「死」を考えたことがあると

おっしゃいます。

 

 

今、これを読んでくださっている

あなたも、そうでしょうか?

 

 

私は、

そんなあなたに、

そして、これまでお会いした方々に

「生きていてくださって、ありがとう」と

伝えたい。

 

 

あなたは

気づいていないと思うけれど

あなたが生き延びてくださったことで

すでに、私をはじめ、多くの人を救っています。

 

 

私たちは、みな

身近な人はもちろん

遠い場所の会ったことさえない人の死でも

平気ではいられません。

 

 

世界中の全員が

幸せで、笑っているのでなければ

心底は喜べません。

 

それが、私たちです。

 

 

ですから、

生き延びてくださって

さらに、ご自分を癒そう

幸せでいようとしてくださっている、

そのことで、すでに

みなを救っているのです。

 

 

一番、救われているのは

セッションでその姿を

目の当たりにさせていただく

私です。

 

 

だから、伝えずにはいられません。

 

生きていてくださって

ほんとうに、ありがとう。

 

cfdfd55342ab516684ed6df9a60e2daf_s

 

こんにちは。

カウンセリングルーム・フィーレストの
日高潤子です。

13548766_1063725020369429_1246969603_o

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、セッションの中で
私がプロフィールに書いている文章が
話題になることが続きました。

 

この文章は、今も変わらぬ
私のセッションに対する思いですので、
改めて、こちらにご紹介しますね。

 

——–<プロフィールからの引用>——

私にとって

表面に現れた症状や問題は「雲」に

私たちの本来の姿は
雲の向こうにいつでも輝いている「太陽」に

たとえることができます。

 

雲は、光をさえぎることはできても
太陽そのものをそこなうことはできません。

 

私たちも同じです。

表面上、さまざまな症状や問題を
抱えておられるとしても

真のその人は何もそこなわれていません。

 

セラピストがそのことを信じ
症状や問題と格闘することによってではなく
それを超えてその人の真の姿を見ることによって
結果的に症状や問題に変容が起こる。

それが回復ではないかと思います。

 

———<引用おわり>——-

 

雲って、たとえどんなに
暗雲たれこめて見えたとしても
しょせんは水蒸気なんですよね。

ほんの少し
太陽に近づくだけで
一瞬にして蒸発してしまうもの。

 

あなたの持つ
本来のパワーを取り戻すことが
できたとき

 

症状や問題は
もはや、あなたに影響力を
もたなくなる。

 

そんな思いで
セッションをご提供させていただいています。

いつもありがとうございます。

 

Fotolia_63165634_XS

 

 

カウンセリングルーム・フィーレストの

ブログへようこそお越しくださいました。

 

セラピストの日高潤子です。

 

2014-11-06 14.28.38

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私にとって個人セラピーのセッションは、

いつもセルフ・ヘルプ・グループのようなものです 。

 

セルフヘルプ・グループとは、専門家をまじえず、

当事者どうしで支えあい、回復をめざすグループのこと。

 

私自身もとおってきた道、今もなお歩いている道

その同じ道を目の前のあなたも歩いている。

 

少しだけ私が先に歩いたのであれば、

あなたが歩くのをお手伝いしましょう。

 

でも、あなたも私も同じです。

同じ道を歩く旅の道連れです。  

 

そのような思いでセッションをしていますハートたち (複数ハート)

 

 

Flower on a bicycle as garden decoration

 

 

セッションでは、クライエントさんがある言葉や記憶をきっかけとして
恐怖を感じられることがあります。

 

たとえば

「〇〇のことを思い出すだけで怖いんです」

「その単語を聞くだけでドキドキしてきます」

などと。。。

 

 

そして、その方の心臓はほんとうにドキドキして、、手足は冷たくなり、
顔面は蒼白になってきます。。。

つまり、その方の身体は実際に恐怖反応を体験しているのですね。

 

そのような場面で、私はこんなふうに言うことがあります。

 

確かに、あなたの身体は今、恐怖を感じていますね。

でも、よ~く考えてみてください。

不思議ですよね?

今、あなたは恵比寿のカウンセリングルームにいて、ソファに座っているんです。

あなたの目の前に一緒にいるのは、カウンセラーである私だけです。

今、この瞬間、目の前に襲ってくる敵はいないし、さしせまった危険もない。

過去にあなたに起こったことは、今、ここでは起こっていない。

いつものカウンセリングルームで私と向き合って座っているだけなんです。

そう思うと・・・・、今、恐怖を感じておられるのって、不思議だと思いません?

 

 

そうすると、クライエントさんも・・・・

確かに・・・・・

そうですよね・・・・・

へん・・・ですよね???

となることが多いんです。

 

 

これは、のみこまれていた恐怖から抜け出しはじめた瞬間です。

今の状態を冷静に観察するもう一つの視点が生まれた瞬間とも言えます。

 

この観察する視点こそが、回復のプロセスを助けてくれるものです。

 

身体は過去の記憶に反応します。

それは、恐怖だけとは限らず、怒りだったり、ショック状態だったりします。

 

でも、その状態を、もう一人の自分が冷静に、安心してながめていることができれば、
身体はプロセスをすすめ、恐怖や怒りやショックという反応を完了させることができます。

 

反応が症状や問題になるのは、これらの反応が最後まで完了していないとき、
途中で止まったままになっているときです。

 

セッションでは、未完了を完了し、過去をほんとうに過去にします。

 

そうすることで、もはや過去は現在に影響力をもたなくなるのです。

 

 

 

 

Fotolia_朝顔

 

部下に八つ当たりしてしまった。

言うことをきかない子どもを厳しく叱りすぎちゃった。

幸せそうな友だちについつい意地悪なことを言ってしまった。。。

 

そんなときは、目の前の部下や子どもや友だちではなく

ご自分の心に目を向けてみてもらえたら・・・と思います。

 

自分を責めたりしないで、ただしずかに自分の心をながめてみると

そこには、何があるのでしょう。

 

たぶん一番表面には、部下や子どもや友だちへのイラだちや怒りや嫉妬が・・・。

 

でも、もう少しまっすぐにその奥をみてみると、どうでしょう。

 

その奥には、「苦しいよ」「助けて」というSOS、心の叫びがあるのではないでしょうか。

 

目の前の人にむかって、思いがけず激しくふき出してしまった感情は

じつは、わたし自身の「助けて」という叫びが、少しねじれた形で表現されてしまっただけでは

ないでしょうか。

 

よかったら、そこで立ち止まらずに、さらにその奥を見てみてほしいのです。

 

「助けて」というSOSのさらに奥には、

ただただ、「元気でいたい」「幸せでいたい」「人とつながりたい」「愛を経験したい」という

純粋で自然で素直なおもい、願いがあるのではないでしょうか。

 

 

よかったら、ご自分の心の表面が引き起こした行動で、ご自分を責めるのをやめてみてください。

 

そして、心の奥の奥にアクセスしてみてください。

 

やり方はシンプルです。

 

大好きな人、大好きなこと、大好きな場所、大好きな愛犬や愛猫・・・のことを

心に浮かべてみるのです。

 

今は症状でできなくなっているとしても、以前大好きだったこと、たとえばダンスでも、歌でも、

絵を描くことでも、仕事でも・・・

そして、それをしていた生き生きとしている自分、楽しそうに笑っている自分、元気に走り回っている自分・・・

 

それを思い出してみるのです。

 

 

ほんとうに不思議なのですが、ただ思いだし、心に思い浮かべるだけで、何かが変わりはじめます。

 

身体があたたかくなったり

涙が出てきたり

心がやわらかくなったり

「なんでこんなにイライラしていたんだろう」ときょとんとしちゃったり

「そうだ、私これが好きだったよな」となつかしく思い出したり・・・。

 

もしかすると、そこからまた次の気づきへ、次の発見へ、次の変化へ・・・と

つながっていくかもしれません。

思い出した好きだったことを、またやり始めてみるかもしれません。

 

 

そんなふうにしてアクセスできた心の場所は、心の奥の奥に今もいてくれている

本当の自分、元気さや幸せや喜びを知っている自分、なのではないかと思うのです。

 

 

私はセッションのたびに、いらしてくださる皆さんの

心の奥の奥の本当の姿を見せてもらっているんだなあと思うのです。

 

 

葉

 

 

 

12

ページ最上部に戻る