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視線の向きを変えて、楽になる^^

2016.02.10

 

お立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。

カウンセリングルーム・フィーレストの日高潤子です。

 

 

写真@宮崎2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑↑ 写真は、先日の宮崎出張での自撮りですハートたち (複数ハート)

 

 

 

さて、以前、身体の感覚を感じるコツについて書きました。

 その記事はこちらの2つです ↓↓

 

 

川の流れのように、身体の感覚を観察します(前半)

川の流れのように、身体の感覚を観察します(後半)

 

 

 

 

今日の記事は、これと関連して視線について書いてみますね。

 

 

この過去記事を読んでくださって気づかれた方もおられるかもしれませんが、

視線ってとても大切なんです。

 

 

 

というのも、注意がどこに向いているかということと視線の向きは、

とてもリンクしているので。。。。

 

 

注意が自分の内側に向けられているとき、

しかも、不快な感覚や記憶、イメージにアクセスしているとき・・・・・・

視線は、たいてい下を向いています。

 

 

ゆううつな気持ちであれ、心臓がドキドキする感覚であれ、

イヤな出来事の記憶であれ・・・

 

その中に入り込んでいるときは、

ほぼ必ずといっていいほど、視線は下向きなのです。

 

そして、目の焦点は具体的な物には結ばれていません。

(何かをはっきりと見ているという感じではありません)

ときには、何も見ていないのに、

何かに視線がはりついているかもしれません。

 

 

反対に、注意が外側に向けられているとき、

視線は、見ているものや聞いているものに向けられています。

または、自然に正面か、その周辺に向けられます。

 

 

これを知っていてうまく使うと、視線の向きを変えることで

注意の向きを変えることができます。

 

たとえば、頭の中で今日の失敗について

自分を責める思いがグルグルうずまいて、どうにも苦しいというとき・・・、

 

わたしたちは、その思考に注意を向けて味わい、

そうすることで苦しんでいます。

 

楽になるためには、その思考をなくそうと努力するよりも、

ただ視線の向きを変えて、思考に注意を向けないということのほうが

役立つことがあります。

 

 

まずは、自分の視線が(たぶん)下に落ちているので、

そのことに気づいて、視線をあげます。

そして、ゆっくりとまわりを見渡してみます。

 

以上。それだけです。

 

 

ポイントは、ゆっくりと見渡すこと。

 

 

そうすることで、入り込んでいた内側の世界(この例では思考)から

ふっと抜け出し、今まで気がつかなかった

まわりの物や人に気がついたりします。

 

 

ああ、今日はいいお天気なんだな。

こんなところに、花が咲いていたのか。

 

など、・・・なんでもいいのです。

 

 

何でもよいので、目に入ったものをただ静かにながめてみる。

 

「この花の名前はなんだっけ?」などと、いそがしく頭を働かせたりせずに

花びらの色のグラデーションやそれぞれの葉っぱの色の違い・・・

そんなことをただシンプルにながめてみます。

 

 

そうしているとき、さっきまでどうやっても消えなかった自分を責める思考が、

静かになっていることに気がつくかもしれません。

 

 

 

これは、つまり、何が起こったかというと・・・

 

頭の中の思考とたたかったり、思考を消したりするのではなく、

頭の中の思考に注意を向けることをやめてしまう。

注意を思考以外のものに向けかえてしまう。

 

ということをしたのです。

 

 

私たちは、自分が注意を向けたものを体験します。

 

視線の向きを変えることによって注意の向きを変え、

不快な感覚(または思考や感情)に向いていた注意を

それ以外のものに向けかえたということです。

 

 

それによって、楽になることってたくさんあります。

 

 

セッションでは、

「あれ? さっきまで痛かったのが痛くない?!」

「そういえば、さっきまでグルグルしていた考えがなくなってますね(笑)」

ということが本当によく起こります。

 

 

「日高さん、魔法使った?」

と聞かれることもよくありますが、

もちろん、そんなわけありません(笑)。

 

 

これは、「私たちは自分が注意を向けたものを体験する」という

シンプルな法則を皆さんが実感してくださっただけなのです。

 

 

逆に言うと、楽になるのは、こんなにも簡単だということです。

 

 

この法則を実感してくださった方は、

 

「私はこれまで痛いところにばかり注意を向けていたんですね。

 実は痛いところの方が少ないのに」  

 

とか、

 

「私の身体にもつらくない部分があったんですね。

 全身どこもかしこもつらいといつも思ってました」

 

などとお話し下さいます。

 

 

もし、同じように、グルグルして止まらない思考や

不快な感覚でお困りの方がいらしたら、

視線の向きを変えてみる・・・・をお試しになってみてくださいねわーい (嬉しい顔)

 

 

 

footpath and trees in park

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